さたけ教室の仕組み

さたけ教室 小学生の部

場所:佐竹台市民ホール・さたけん家
時間:金曜日16~18時
参加費:無料

〈利用方法〉

金曜日はボランティアの先生がわからないところを教えてくれます。
16~18時の間に勉強に来てください。
30分以上勉強するとスタンプカードにはんこを押します。
全部溜まったら、「みんなの食堂」のごはん、駄菓子などで200円分と して使えます。
30分以上勉強した後は、勉強を続けてもさたけん家で遊んでもOKです。
※利用検討の際は体験をしていただけます。
※ボランティア先生の受け入れ体制のため、さたけ教室利用の際は登 録をお願いしています。

問合せ先:佐竹台地区青少年対策委員会
satakedai.s.p@gmail.com

〈勉強を教えてくれる中高生募集〉

小学生に勉強を教えたり、遊び相手をしてくれる中高生ボランティアを募集しています。

さたけ自習室 中高生対象

※保護者送迎などの場合5・6年生利用可

場所:さたけん家・佐竹台市民ホール 時間:金曜日18~21時
参加費:無料

〈利用方法〉

金曜日の18~21時、さたけん家の2階を自習室として利用できます。
大学生にわからないところを教えてもらえます。
※利用の場合は直接さたけん家に来てください。登録不要。
※LINEオープンチャットに登録してもらうとスケジュールなどが届き ます。

「みんなの食堂」

さたけ教室・自習室を利用の子ども・保護者対象に晩ご飯を提供して います。
学生200円、大人400円
※なくなりしだい終了です。

学習支援の仕組み作り

開講1年目の無料教室で20人ほど来ていた中高生が、2年目には、塾に行く、習い事と重なる、親が決めたから、などの理由で3分の2が辞めました。他の塾に行かせてもらう、習い事の時間と重なる、などで辞めるのは構わないのですが、有料になったことで来られない子どもが出ていなければいいなと思っていました。
経済的に厳しい家庭の子どもには無料で受けさせたいと思いますが、ぎりぎりの運営ではそれも叶いませんし、それ以前に、その子の個人情報を知ることも難しいです。また、同じ地域に住む者として、それを知ることにも抵抗がありました。

そんなある日、メールで寄付の申し出がありました。
学習支援の報告をしているFacebookを見た方からでした。
教室を行っているコミュニティカフェは、50年ほど前に町びらきをした千里ニュータウンの一角にあります。大家さんは当時から本屋さんをしており、今も一緒に営業をしています。寄付の申し出は、当時、隣に住んでいた方からの申し出でした。「昔、子どもの頃に、立ち読みしていたお詫びを寄付で恩返しが出来れば」と。その話には大家さんも大喜びで、この話を縁にその方と再会できたことを、それ以上に喜んでくれました。50年余りの月日を越えて、大家さんが繋いでくれた縁です。

いただいた寄付を元に、生活保護受給家庭の子どもには、授業料が半額となる制度を作りました。そして、佐竹台地区青少年対策委員会(略：青対)に「ゆめまちファンド」という口座を作り、地域の寄付で地域の子どもの学習支援を支える仕組みも考えました。
現在、生活保護受給家庭の子どもはいませんが、いつでも受け入れることができるセーフティネットとなっています。

さたけ教室の小学生の部は、現在7名の小学1～4年生が来ています。
高校生2人がボランティアで見ていて、開催日は水曜日の16～18時です。
参加する子どもたちからは、1か月500円を教材のコピー代としていただいています。
今後の取り組みとして、
・小学生を教える中高生ボランティアは、中高生の部を受講する場合に月謝が半額になる
・ボランティアの対価として、ポイントが溜まれば図書券などに変えることができる
・大学生になったら教える側になる
などの取り組みにつなげたいと思っています。